毛の構造について

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毛の構造について

毛の成分はタンパク質であり、ケラチンが主成分になっています。

ビタミンAが不足すると、皮膚も乾燥してくるように、毛はもろく弱ってきます。また、ビタミンDは毛の発育を良くします。ビタミンDha日光に当たると自然に体内で作られるものです。その為、日焼けをすると毛が目立ってくることがあります。

季節的には秋・冬より、春・夏の方が毛は早く伸びます。また、1日では夜より昼の方が早く伸びます。

成人女性の片ワキの毛の平均本数は約800本と言われています。

毛は一定期間を過ぎると自然に抜け落ち、しばらくするとまた新しい毛が生えてきます。

この様に身体の毛は「生える」「伸びる」「抜け落ちる」をしてまた「生える」を繰り返しています。

これを毛周期(ヘアーサイクル)と呼んでいます。

人間は毛の1本1本それぞれに毛周期をもっています。

2000年に入ってから、毛根にあるバルジ領域と呼ばれる場所が発見されました。(下図参照)

この場所では、毛の元となる幹細胞が存在し、これが毛母へ細胞を供給することで、毛の成長が始まります。

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